編集長、私に1000円ください。
1000円でビリーバンドを作ろう! 2007/07/02
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スマートな編集長には、ダイエットなんて必要ないとは思いますが、この私にビリーバンドを作らせてください。
わかってます。そのズボンが半ズボンじゃないことくらい。
今話題の「ビリーズブートキャンプ」
とうとう私もDVDを手に入れたんですよ!
でも、あの「ビリーバンド」は1つしかついてこない…。
残念ながらバラ売りしてないそうなんです。みんなでやりたいのに。
そこで!
そう、1000円で手づくりビリーバンドを作ってみよう!
編集長。
お揃いのビリーバンドで一緒に入隊しましょうよ!
今が旬のブートキャンプ。
旬のうちにバンドを作っておこう!
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写真右から(金額は1個当たり)
・ホース1メートル 189円(Hホームセンター)
・ペンキ塗りローラーの取替え部分(2個入) 100円(百均S)
・工具売場にあった「スポンジカバー」 73円(Rホームセンター)
・髪を結わくゴム 1メートル3本入 100円(百均S)
・輪ゴム 99円(99ショップ)
・血圧を測るときとかに腕に巻くゴム2.6メートル 819円(Rホームセンター)※315円/1m
・金具つき荷造り平ゴムロープ 247円(Rホームセンター)
インターネットを検索すると、自作のバンドがいろいろ出てくるけど、そこはやっぱりオリジナルを作りたい。
ということで、いろいろお店を歩き回って探してきた材料たち。作り方など全く研究していなかったので、使えそうなものは手当たり次第買ってみた。全部あわせたら、もはや1000円ではおさまらない。
まずは最初に、荷造りロープの留め金をはずして、ゴム部分だけを取り出そう。
しかし、なんとも頑丈にできていて、かよわい女性の力ではどうにもならない…
と、そんなときに現れた頼もしい男性が。
おお、入社1ヶ月のN川君じゃないですか!
「ぼくも手伝います!」
この留め金部分、とにかく頑丈!
ちょっとやそっとじゃはずれなそう。
とんがっている頭だが、さわってみると意外とやわらかい。ぜひ一度さわってみてください。
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※金具はずしは危ないので、よいこのみんなは真似しちゃだめだよ。
「あっ…! これ、ものすごく硬いじゃないですか!」
(ちょっと後悔した風な表情)
そうだよ。だからお願いしてるわけよ。
この金具をはずすだけでも、かなりの時間を要する…。
社員が一丸となって金具をはずしている光景は、美しいというほかない。
ただでさえ忙しい月末にこうして手伝ってくれる温かいメンバーたち。しかし心の温かさだけでは金具ははずれない。
気が付いたら、あちこちで金具をはずす姿が…
みんな自分の仕事をそっちのけで1000円コーナーに協力してくれている。温かい光景
「なんかさぁ…ちょっとやになってきたね」
この二人がそんなことを言っているわけがない。
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ホースをハサミで10センチくらいに切る。
手の大きな人は、大きめにしてくださいね。
「このホースは何に使うの?」
これは、バンドの持ち手部分にします。
持ちやすい大きさに切ってください。
使う分だけ切ればよかったんじゃない?残っても使えないよ、こんな短いホース。
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実はこのカーディガンは1サイズ小さいやつなので、きついのだった。
では、切ったホースをゴムに通してみましょう。
そう、ビリーバンド1つめは、髪結い用のゴムで作ってみるのだ。
あっ、そんなことより!
なんだかカーディガンのボタンがあやしいよ。きついんじゃないですか?
さらにやばくなっているボタン。
この時点で本人は気づいていない。
そろそろはじけとびそうだ。
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このゴムはいい感じにハード。
ハードなだけに結びにくくてほどけやすい。
はい、次は血圧のとき用ゴムで作ってみよう。
これはけっこうイケそう。
材料は違うものの、すべて作り方は同じ。
持ち手と足の部分を輪にすればよいだけ。
次のバンドは取り替えローラーを持ち手にして作ってみよう!
と思ったら、なんどローラーの真ん中には節目がついていてロープが通らないのだった……持ち手失格。
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せいいっぱいやりました。
そうこうしているうちに、N川くんから
「金具がとれました!」
との連絡が。
そうとう苦戦したらしく、顔が赤くなっていた。
早速このロープでバンドを作ってみよう!
これが問題の金具。
ここまで頑丈に作られているからこそ、荷造りロープなのだ。
※金具をとるのは危ないので、実際に作るときは金具なしのロープを使いましょう。
「まだまだ弱いんとちがう?」
バスケマンでサーファーでフィッシャーマンの編集長にはもっとハードなゴムが合うようだ。
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うわー、ゴムくさい。
では最後に、一番リーズナブルな「輪ゴムビリバン」を作ってみよう!
99円でこれだけ入っていれば、かなりの量のバンドができるにちがいない。
3本ずつの輪ゴムをつなげてゴムロープを作ってみる。3本はまだまだ弱めなので、かよわい女性向き。
トレーニング用でしっかりやりたいときは、6本以上で作るのがおすすめ。
3本くらいじゃ全然よわっちい。
材料はちがっても、作り方はほとんど同じ。
しかしトレーニング用のバンドじゃないので、ブートキャンプ7日間が限度かも。
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並んだビリーバンドたち。
出来上がったビリーバンド各種。
左から
・血圧測定のときのゴムで作ったバンド(965円)
・荷造りロープで作ったバンド2本。黒と赤(各393円)
・髪結い用のゴムとホースで作ったバンド(226円)
・輪ゴムとホースで作ったバンド(約50円)
約1000円で作ろうと思ったら、やはり血圧測定のときみたいなゴムのやつですね。
あと、手軽に作ろうと思うなら「輪ゴム」。
これは強度も調整できるのでおすすめです。なんといっても安上がりだし。
2時間もかかって作ったバンドを並べてご満悦。
さあさ、みんな。
ブートキャンプやってみて!
じゃーん!
どうよこれ。
あれっ、カーディガンのボタンがはじけている!
まずは若い二人にチャレンジしていただきましょう。
いいねえ、若者は。元気で。
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すまして仕事を続ける人がいる中のパフォーマンス。
では本番です。
わが社のビリー、アキバ君が登場。
「さあ、みんなで一緒にビクトリーだ!」
どうです、この軽やかさ、しなやかさ。そして、この筋肉……
みんなもブートキャンプをがんばれば、こんなにたくましくなれるよ!
ぜひチャレンジしてみてね。
今が旬のブートキャンプ。
初心者はバンドなしの方がやりやすいとか?
私はまだバンドなしの超初心者。次は輪ゴム1本からやってみようかなぁ……?
あ、ボタン発見。
編集長、私に1000円ください。 written by 編集部ナカムラ
編集長のポケットマネーから月々1000円をもらって、
それを有効に使うというこのコーナー。
はたして1000円はどこまでがんばれるのか!?
たかが千円、されど千円。 いやいや、「さすがは千円」でしょ。
編集長がいやだと言うまで続けたいと思います。
(ちなみに消費税は自己負担)