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これを読めばあなたも蕎麦通!和の時代から昭和5年の『蕎麦通』を読む <その1、蕎麦通自序を読む1>

 手打ちそば 喜心庵のニュース

これを読めばあなたも蕎麦通!和の時代から昭和5年の『蕎麦通』を読む <その1、蕎麦通自序を読む1>
 今から90年前の昭和5年に、蕎麦通という本が出版されました。著者は村瀬忠太郎という幕末生まれのそば屋さんです。明治大正という時代は、日本が大きく変わった時代ですが、そばの世界でも大きな変化がありました。その変化を目の当たりにしてきた人の書いた本です。蕎麦通を読んで、その変化を探って行きたいとおもいます。

<その1、蕎麦通自序を読む>
 自序は蕎麦通のまず最初の章です。自序というのは、自分で書いた序文という意味です。わざわざ自序といったのは、本文は高岸拓川という作家さんが、聞き書きで代筆しているからです。

 その自序によると、著者は幕末に赤坂の養老庵というそば屋で生まれました。養老庵ですが、顧客には毛利家とか松平家とか大名家が多かったそうです。いまでこそ、そばは庶民の味なんていいますが、江戸時代には専ら殿さまを相手にした、超高級そば屋も少なくありませんでした。

 明治時代になりますと、大事なお客さまだった殿さまもいなくなって、ほとんどの超高級そば屋はつぶれてしまいます。幸運にも生き残った店も、大衆的そば屋に商売替えしましたので、江戸の超高級そば屋は、恐竜のように絶滅してしまったのです。

 養老庵もその例にもれず潰れてしまうのですが、そのあとのどうなったかは、全く書かれていません。「親父の教育はほとんど役に立たずじまい、とうとう私もただの蕎麦屋になってしまいました」と嘆きの言葉が書かれているだけです。

手打ちそば喜心庵

手稲区稲穂3条7丁目5−1
うどん・そば(蕎麦)[手打ちそば]

手打ちそば 喜心庵

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