地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、札幌の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

札幌の地域情報サイト「まいぷれ」

令和の時代から昭和5年の『蕎麦通』を読む <その3、蕎麦通自序を読む3>

 手打ちそば 喜心庵のニュース

令和の時代から昭和5年の『蕎麦通』を読む <その3、蕎麦通自序を読む3>
<その3、蕎麦通自序を読む3>
 養老庵は、大名や旗本を相手にした高級そば店だったんですが、ふつうのそば屋とは、何がちがっていたのでしょうか?

自序によりますと、
 「当今のような種物はいっさいお用いなく、多く粉に何かを混ぜ合わせまして打ちまするので、見た目では蕎麦に変わりなく、召上ってこの蕎麦は何が入っている、というところが身上でございました。それゆえその時候時節の物、たとえば春は七草なずな切、野辺に萌え出る若草切、荒磯切。夏は木の芽切、芥子切。秋は菊切、いも切。冬は茶そばに柚子切、みかん切というように色々御好みがありまして、四季を通じては、らん切、白らん、鯛きり、海老切、貝きり、雛の節句の五色蕎麦などと御注文がありました」

 種物というのは、天ぷらそばみたいに、そばの上に具材を載せたそばのことです。江戸時代の殿さまが来るような店では、そういう種物は一切やらなかったと書いていますね。

 季節感のある変わりそばが主役だったみたいです。変わりそばにくわしい人が、ここを読めば、「冬は茶そば」というところに引っ掛かるのではないでしょうか。たしかに、現代では、茶そばは新茶の季節、初夏のものということになっているからです。

 しかし、江戸時代では新茶をたのしむ習慣は一般的ではありませんでした。その年に採れたお茶は、冬の初め頃から使いはじめたものだそうです。今でも茶道では、11月に茶壺の封印を解く、口切りの茶事をおこないます。

手打ちそば喜心庵

手稲区稲穂3条7丁目5−1
うどん・そば(蕎麦)[手打ちそば]

手打ちそば 喜心庵

最新のニュース一覧へ
口コミ

このお店・施設に行ったことがありますか?

あなたの体験や感想を投稿してみましょう。