今回は日本刀、脇差、短刀、槍や十手問わず甲冑から刀装具など買取実績が多い刀剣武具について情報を発信させていただきます。
日本固有の鍛冶製法によって作られた刀剣類や、古代から近世にかけて作られた鎧や兜などは国を問わず査定・買取をさせていただいておりますのでご興味がございましたら参考までにお読みいただければ幸いです。　　
　＜2023.3.14更新＞
くらやの買取実績
日本刀の考察　参考文献

いらっしゃいませ！札幌市中央区にある「買取専門店 くらや 札幌南店」店長の大平と申します。
まずは◆日本刀について
日本刀に使われている技術は、日本が古くから蓄えてきた鍛冶技術の集大成と言っても過言ではありません。材料の選定や製法に至るまでの技術は、現代でも再現できないものもあり、保存方法がしっかりしていれば数百年もその美しさを保つことが可能です。

名刀と呼ばれる日本刀は、ほとんどが過去の偉人たちが使用し、製作者の名前が刻まれています。日本刀を作る職人は刀工と呼ばれ、製作方法は数段階に分かれ、それぞれの段階の職人がいます。
・鉱物を掘り出す職人
・砂鉄を採集し砂と分ける職人
・たたら製鉄し砂鉄を溶かす職人
・炉の火のための炭を焼く職人
・鉄を製品に加工する職人
・刀に梵字や装飾図を彫る職人
・刀にあわせて鞘を作る職人
・できあがった刀を研ぐ職人
主に鉄を製品に加工する職人のこと＝刀鍛冶のことを「刀工」と呼んでいます。

〈日本刀の歴史〉
■平安時代
日本刀の誕生はこの頃であると言われています。坂上田村麻呂による蝦夷討伐、平氏・源氏の武士の台頭、平将門の乱、藤原純友の乱、源平合戦などの時代背景から、反りのある彎刀（わんとう）形で芯鉄（しんがね）を入れた鍛刀による強靭でしなやかな日本刀が生まれました。製鉄技術は当時貴重であり、朝廷や寺社が租税として製鉄品を取り立てていました。そのため近畿地方、製鉄の産地で主に製作されました。「大和伝」、「山城伝」、「備前伝」が順に確立され、刀剣製作の基礎となる技法となりました。
☆山城国（京都）の名工「三条小鍛冶宗近」
☆伯耆国（島根）の名工「大原安綱」
☆備前国（岡山）の名工「備前友成」

■鎌倉時代
武家社会が本格的に始まり、引き続き製鉄産地での刀剣製作が主流でしたが、鎌倉でも刀剣製作が始まりました。幕府が各地の著名工を集う一方で、後鳥羽上皇も自ら作刀し、天皇家に遣える武家に太刀を与えました。また京、備前、備中等の著名刀工を招きます。とはいえ、依然として主力産地は備前であり、鎌倉で新たに興った「相州伝」はその後、全国に広まっていきます。
☆相模国（神奈川）の名工「正宗」

■南北朝時代
後醍醐天皇の建武の新政、またその崩壊、二つの朝廷が並存するという王権の完全な分裂状態に陥った時代。勇壮で実用的な刀剣「相州伝」が全国へ普及しました。

■室町時代
南北朝の戦乱が終わり平和が訪れた時代。刀と脇指（わきざし）の二本を指すようになったのもこの時代だそうです。備前伝が全国へ普及していきました。
☆山城国（京都）の名工「粟田口藤四郎吉光」

■戦国時代
応仁の乱と対明貿易により大量の刀剣が必要となったため、質にこだわらない刀剣も出回りました。結果、伝統的な技術の衰微につながっていきました。
☆伊勢国（三重）の名工「村正」

■江戸時代
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などが刀剣を政策的に利用し、刀工の地位が上がったそうです。また砂鉄、南蛮鉄の利用などにより鍛刀法が変化していきます。新しい技法も誕生し、新刀期へと移行しました。

日本刀、脇差、甲冑を買取に出したいけど、どうやって持ち運んでいけば良いのかわからず悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。そんな時にはぜひ当店へお問い合わせください。

買取品一例はこちら

◆日本刀、脇差、甲冑の買取実績
鉄地漆塗十二間筋兜
日本刀（安達義昭）
日本刀 長寿軒大慶源道則
土屋安親　象文小柄

◆「買取専門店 くらや 札幌南店」のご紹介
当店は主に遺品整理や生前整理における「ご不用品を買取する」お店です。
「価値があるのか無いのか分からない……」そういった物でも大歓迎です。

遺品整理などでお悩みであれば古美術品をはじめ茶道具・書道具・焼物や刀剣武具、掛け軸などの骨董品、ヴィンテージカメラや高級陶器人形に力を入れています。勿論、海外ブランドや金やプラチナ製品など貴金属や宝飾品、各種ブランド時計、古美術品に至るまで幅広く査定対応が可能でございます。
取扱いの範囲が広いですが、それぞれの品目を得意とした査定員がおりますのと、買取のデータベースや各オークションの販売歴などが豊富にございますので、高価な物から一見価値の判断がつかないお品物、本物かどうか分からないお品物や調べてほしいお品物等も無料でお調べいたします。持ち込み頂いた際は少しでもご希望に添えるよう査定させて頂き、希望金額に届いてない場合はご相談にも乗らせて頂きます。買取価格は買取店により異なりますが店は各ジャンルに様々な販路を確保しているので、自信をもって査定・買取しております。
他店様との相見積も大歓迎です！！

お客様からのご依頼の多くは、遺品整理による査定や買取が約7割を占めており、お引っ越しなどの理由も含め具体的には下記に挙げた理由が主となります。
・親御様が施設に入居するに差し当たり、実家の不用品を店舗に持ち込みたい
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・戸建てからマンションに引っ越しの際に出る不用品の買取依頼
・遺品整理や形見分け・相続の査定・買取をして欲しい（弁護士・行政書士の方からもご依頼あり）
・使わなくなったブランド品・宝石や腕時計などを売却したい
・コレクションで集めていた切手・書簡・鉄道切符などを見て欲しい

札幌市内はもとより、北海道全域でご対応可能でございます。
はご用命の際は是非、「買取専門店 くらや 札幌南店」を選択肢の一つに入れて頂けると幸いです。

出張買取・宅配買取にも対応しておりますのでどしどしご連絡お待ちしております(*^-^*)
出張買取対応エリア:札幌市・江別市・岩見沢市・三笠市・夕張市・北広島市・恵庭市・千歳市・苫小牧市・室蘭市・登別市・伊達市・帯広市などなど
出張料・査定料・搬出料・キャンセル料は一切かかりませんのでお気軽にお問い合わせください(^^)/

定休日は「水」「木」としておりますが、
水曜日は「出張買取デー」と銘打ちまして出張買取のみ承って営業しておりますので、
札幌市外の遠方のお客様も気兼ねせずにご相談ください。

◆「買取専門店 くらや 札幌南店」の所在地
住所：〒064-0919 札幌市中央区南19条西8丁目1-21　電話：011-211-5558
※車でお越しの際は環状線を真っ直ぐ来て頂くのが分かり易く、目印は「セイコーマート南19条店」です。
※お店外観の特徴は掲載させていただいた写真の懸垂幕です。
※公共機関ですと札幌市電「山鼻19条」が最寄り駅となります。迷われた際は気軽にお電話下さい。


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