まいぷれ札幌市中央区編集部です。今回は、焼き鳥屋さんでのクイズをお送りします。
なお、前回の「たこ焼き屋さんの舞台裏」クイズの答えは、最後につけておきました。
「食欲の秋!」・・・別に秋でなくても、焼き鳥は食べるでしょうが、前回と同様、食べる側のお話ではなく、商売をされている側のお話です。
ススキノで、焼き鳥屋さんをしている串次郎さん。(なんだか、前回と同じような展開になってきたナ・・・。イヤイヤ、それは気にしないで次へ進めましょう。)
毎日、懇意にしている近くの肉屋さんから業務用価格で地鶏を届けてもらっています。それを自分で調理し、串打ちします。自称「秘伝」のタレも、毎日継ぎ足し準備します。
店はススキノのはずれにあり、何軒か飲食店が入っている古くからある長屋の一角で、7坪程度を借りて使っています。
肉と味にはこだわりがあり、備長炭で焼く串次郎さんの焼き鳥は人気があります。なので、1本200円と少し高めですが、結構常連さんもいるのです。
とある明け方、常連のひとり、ススキノでスナックをしている美人のママさんがご来店。
まだ店は混んでいましたが、運よくカウンターの中ほどの1席が空いていました。
「いつものちょうだい」「あいヨッ」ってな感じで、焼き始めたのですが、串次郎さんはついついそのママと話し込み、焼き鳥を2本焦がしてしまいました。
気づいた時にはもう遅く、売り物にはなりません。早速、代わりを焼こうとしたのですが、もう残っていませんでした。
串次郎さんは平謝りに謝って、美人ママにはお帰りいただきましたとサ。
さてクイズの問題です。この日串次郎さんが焦がしてしまった焼き鳥2本の損失はいくらでしょうか?
この店は平均すると、月商800千円、材料原価224千円、家賃68千円、水道光熱費40千円、パート代128千円、その他経費30千円です。手元に残ったお金が串次郎さんの取り分となります。
答えがわかった方は、当編集部まで、是非お知らせください。
次に、前回(たこ焼き屋さんの舞台裏)の答えです。
色々な考え方はありますが、一般的に考えれば、損益分岐点は34パック。
1日に4,000円の利益を残すには、45パック必要となります。
(別の考え方で、自信のある答えをお持ちの方は、是非、編集部へお知らせください。)