地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、札幌市中央区の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

札幌市中央区の地域情報サイト「まいぷれ」

北大植物園でツツジを見てきました(宮部金吾記念館と札幌最古のライラックも!)

まいぷれ札幌市中央区編集部

❶ヤマツツジ(撮影:編集部)「北大植物園でツツジを見てきました(宮部金吾記念館と札幌最古のライラックも!)」

❶ヤマツツジ(撮影:編集部)

➋レンゲツツジ(撮影:編集部)「北大植物園でツツジを見てきました(宮部金吾記念館と札幌最古のライラックも!)」

➋レンゲツツジ(撮影:編集部)

❸北大植物園、Garden Map)「北大植物園でツツジを見てきました(宮部金吾記念館と札幌最古のライラックも!)」

❸北大植物園、Garden Map)

❹ホオノキの葉(撮影:編集部)「北大植物園でツツジを見てきました(宮部金吾記念館と札幌最古のライラックも!)」

❹ホオノキの葉(撮影:編集部)

❺宮部金吾記念館と札幌最古のライラック「北大植物園でツツジを見てきました(宮部金吾記念館と札幌最古のライラックも!)」

❺宮部金吾記念館と札幌最古のライラック

ほんとうは、「ライラックを見に行こう!」と思い立っての北海道大学植物園(以下、北大植物園と表記)見学でした。


大通公園では5月20日から、恒例の「さっぽろライラックまつり」が始まっています。このお祭りについては、昨年も編集部ニュースで取り上げましたので、「今年は別の場所で」と考えたのですが、残念ながら北大植物園ではライラックはまだほとんど咲いておりませんでした。


そのようなわけで、冒頭の写真はツツジになってしまいました。


■ツツジのお話

ツツジの種類は、分類の仕方が様々あるようで、ここでは深入りしません。北大植物園で見かけ、写真に撮ったものをご紹介します。


【ヤマツツジ】写真❶

ヤマツツジは、北海道から九州まで広く分布し、最も目につく野生のツツジです。北大植物園Garden Map(写真❸)の左側「D」エリアで写しました。

暖地に生息するヤマツツジは、春に出た葉は秋に落葉するが、夏に出た葉は冬を越す。一年を通して葉があることから常緑樹の仲間である。しかし、寒冷地の北海道では落葉性が強いとのことです。

また花には、さわやかな酸っぱさがあり、花から花冠を抜き取って、花の姿のまま、サラダにして食べたり、チャーハン、ピラフ、コンソメ風スープなどに散らすなど、食用にできるようです。


【レンゲツツジ】写真➋

こちらは、GardenMap(写真❸)の右下「F」エリアで見かけたものです。ヤマツツジと比べ、背丈は高く花の色はややオレンジがかっており、花のボリューム感が圧倒的に違います。

レンゲツツジは、北海道南西部から九州まで広く分布しており、冬に葉を落とす落葉樹です。

また注意が必要なのは、レンゲツツジの花や葉には呼吸停止を引き起こす有毒成分が含まれていることです。

高原の牧場でレンゲツツジを見かけるのは、牛や馬を放牧しても、家畜は敬遠して食べずに残っているからとのこと。ヤマツツジと間違えて食用にはしないように気をつけましょう。


以上、ツツジに関する説明は、あきた森づくり活動サポートセンターのWebサイト「森と水の郷あきた」の樹木シリーズ⑯を参考にさせていただきました。


■【ホオノキ(葉)】写真❹(GardenMap写真❸の上部「樹木園」エリア)

見て回るうちに、あまりの美しさにシャッターを切ったのがホオノキの葉でした。

北大植物園は札幌市の中心部にありながら、自然林の部分や樹齢が長くて背丈のとても高い樹木が多く、晴れている日でも日光が地面まで十分に届かないような傾向があります。

訪れた日は薄曇りでしたが、そんな中でもホオノキの葉の鮮やかな緑はとても印象的でした。


ホオノキの根元にあった説明板には、アイヌやウィルタ民族による用途として、「枝や果実を煮立ててお茶の代用にする。材で匙(サジ)やしゃもじ・小刀の鞘(サヤ)、矢筒や槍の柄を作る。若芽や果実を煎じて腹痛に服用し、温湿布をする。」とありました。


また、上記Webサイト「森と水の郷あきた」の樹木シリーズ21では、葉に関して、「香りがあるので良い風味がつく。殺菌・抗菌作用効果によって食材の保存に役立つ効果がある。葉は水をはじき、燃えにくい。以上の特徴があることから、農山村の郷土料理によく利用される。」とありました。

昔から、色々な場面で人々の暮らしに役立ってきた樹木のひとつのようです。


■宮部金吾と北大植物園

宮部金吾は、1877年7月に札幌農学校(現北海道大学)の二期生として入学(認定NPO法人クラーク会Webサイトより)し(当時17歳)、同期生には新渡戸稲造、内村鑑三、廣井勇らがおりました。


一方、札幌農学校の教頭だったウィリアム.スミス.クラーク博士は、1877(明治10)年に開拓使に対し植物学の教育には植物園が必要であると進言し、同年、農学校構内に小さな樹木園と灌木園が造られました。


また、開拓使は北海道庁の西側の原始林を牧羊場とし、1882(明治15)年に博物館を建てました。1884(明治17)年、植物園用地(現在地)が博物館とともに札幌農学校に移管され、のちに初代園長となる宮部金吾が計画・設計をし、1886(明治19)年に植物園は開園しました。

園路の設計にあたっては、敷地内を学生に自由に歩かせ、その踏み跡を参考にしたといわれています。


広さ13.3haの園内にはハルニレの巨木が立ち、一部ではうっそうとした林も残されていて、明治以前の古き札幌の姿がしのばれます。また高山植物など北海道の自生植物を中心に約4000種類の植物が育成されており、春には可憐な花々を、秋には色鮮やかな紅葉を楽しむことができます。

(以上、北大植物園パンフレット及び同園公式Webサイトなどより)


■宮部金吾記念館と札幌最古のライラック

宮部金吾記念館(写真❺上)は、北大植物園の正門を入ってすぐ右側、GardenMap(写真❸)の「A」です。

そしてその記念館の前に、今では「札幌の木」になっているライラックの元祖ともいえる「札幌最古のライラック」がありました。(写真❺下中)


ライラックは、北星学園(女子中学高等学校)の前身、スミス女学校の創始者:サラ・C・スミス氏が1890年頃に故郷であるアメリカから携えてきた苗木が札幌に植えられ広がりましたが、北星学園に植えられた母樹は現存していないため、今ではこの記念館前のライラックが札幌最古の株になったとのことです。


しかしこの札幌最古のライラックも、訪れたとき(5月20日)にはまだ咲いておらず、写真❺(下左)は、北大植物園のライラック並木(GardenMap(写真❸)の右側「E」エリア)でほんの一部咲いていた花の写真を編集部で合成したものです。


写真❺(下中)の説明にあるように、ライラックは英名で、フランス名はリラ、和名はムラサキハシドイまたはハナハシドイというのだそうです。


北大植物園のライラック並木には、ムラサキハシドイのほか、ヒマラヤハシドイ、ヘンリーハシドイ、ウスゲハシドイ、ウスゲシナハシドイなど数種類のライラックがありました。

同園のパンフレットによれば、見頃は5月半ばから6月中旬とのことですので、6月に入ってから訪れると様々なライラックが楽しめるでしょう。


北海道大学植物園公式Webサイト


「森と水の郷あきた」樹木シリーズ(あきた森づくり活動サポートセンター)

  • 営業時間外09:00〜17:00
    詳細
    • 日曜日 定休日
    • 月曜日 09:00~17:00
    • 火曜日 09:00~17:00
    • 水曜日 09:00~17:00
    • 木曜日 09:00~17:00
    • 金曜日 09:00~17:00
    • 土曜日 定休日

    祝日は休業します


基本情報

名称まいぷれ札幌市中央区編集部
フリガナマイプレサッポロシチュウオウクヘンシュウブ
住所060-0063 札幌市中央区南3条西9-998-3 Apa Towers札幌大通公園1018号
アクセス札幌市営地下鉄東西線西11丁目駅3番出口より徒歩11分
札幌市電山鼻線西8丁目駅より徒歩6分
札幌市電山鼻線資生館小学校前駅より徒歩5分
電話番号011-803-0163
不在時は、留守番電話にご用件を録音ください。
メールアドレスinfo@middlestation.jp
営業時間
日曜日
定休日
月曜日
09:00~17:00
火曜日
09:00~17:00
水曜日
09:00~17:00
木曜日
09:00~17:00
金曜日
09:00~17:00
土曜日
定休日

祝日は休業します

駐車場なし
構内及び近隣にコインパーキングあり
問い合わせページ外部サイトに繋がります
公式