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これを読めばあなたもそば通! 令和の時代から昭和5年の『蕎麦通』を読む< その30、地方特殊の食い方 >

 手打ちそば 喜心庵のニュース

「これを読めばあなたもそば通! 令和の時代から昭和5年の『蕎麦通』を読む< その30、地方特殊の食い方 >」
大根蕎麦 大根を千六本に刻んだのを、蕎麦と共に煮たもの。東京には不向きなものだが、栃木県下の農村では、こうして蕎麦を食うことが多い。この食い方は茨城県下にも用いられていたが、夏に限っている。
茄子蕎麦 生醤油を薄めたものに茄子または大根、菜などを入れて煮たもの。煮出しを全然用いぬのだから、決して結構なものではない。埼玉県秩父地方ではこうして食う。
胡麻汁蕎麦 北埼玉地方では、味噌汁を煮ずに、すりつぶした胡麻を混じて、よくかきまぜた汁で、盛り蕎麦を食う。
胡桃蕎麦 南埼玉地方では、醤油汁に胡桃の焼いたのをすりまぜ、やはり汁を煮ずに用いてる。
蕎麦団子 長野県の農村の常備職になっているものだが、一種の蕎麦がきに類するもので、都会地では蕎麦がきは用いるが、蕎麦団子は用いない。
蕎麦柿 千葉県の一部で食う調理法、熟柿をすりつぶした肉と汁を入れて、蕎麦粉を練ったもので、やや菓子に近い食物である。
鰯蕎麦 茨城県久慈郡太田町地方では、四、五寸ほどの鰯の骨を抜き、擂鉢でよくすりつぶし、水でどろどろにゆるめた汁で、蕎麦粉を練り、つなぎに薯蕷を入れて打つ。この汁は決して生臭いものではなく、土地の者はすごぶる賞玩している。
秋刀魚蕎麦 湊、磯浜、平磯の三浜地区では、秋刀魚の骨を抜き、二寸ぐらいに切ったのを煮て、それをかけ蕎麦の上に乗せて食うが、一度煮て脂肪を取るので、少しも脂こくはないそうである。
蕎麦餅 普通の蕎麦がきよりも、やや堅めに造ったものを、適宜の形に切って、下戸は汁粉に入れて食い、上戸は大根おろしの絞り汁に醤油を加えて食う。あるいは田楽などにしても食用に供しているが、味は極めて軽く、酒の肴にも向くものである。
蕎麦飯 蕎麦粉と白米とを同じ量に混ぜて炊く、普通の米飯よりは、やや黒味を帯びているが、これを食うには甘汁をかけて用いると、一段の味がある。
蕎麦豆腐 普通の豆腐を造る時に、蕎麦粉と蕎麦の花を入れたものである。
(『蕎麦通』地方特殊の食い方 より)
 
 地方特殊の食い方、というタイトルの割には、地名を書いているのは、11中8つだけで、蕎麦餅、蕎麦飯、蕎麦豆腐にいたっては、どこの蕎麦料理なのか、さっぱりわかりません。
 今では、ほとんど見られなくなったものばかりですが、数年前に、NHKテレビが大根そばを出している栃木のそば屋さんを、番組で紹介していました。
 その番組では、大根そばの起源を、戦争中の食糧のない時に、大根をまぜて量をふやしたんだと言っていました。でも、昭和5年の本にもちゃんと載っているんだから、NHKだからとはいえ、うっかり信用もできませんね。
(次回は栄養価)
手稲区稲穂3条7丁目5-1

手打ちそば喜心庵
うどん・そば(蕎麦)[手打ちそば]

手打ちそば 喜心庵

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