2024雪まつり。準備状況、観てある記(市民の広場・国際広場編) まいぷれ札幌市中央区編集部
2024/2/4
❶3丁目、非行(飛行)しないペンギン(撮影2月3日
➋3丁目、宇宙人とその仲間たち(撮影2月3日編集部
❸9丁目、すみっコぐらし(撮影:2月3日、編集部)
❹9丁目、みんなで平和にハートポーズ(撮影2月3日
❺11丁目タイチーム制作中(撮影:2月3日編集部)
さてさて、「準備状況、観てある記」の3回目となりました。
2024さっぽろ雪まつりは、今日から正式にオープンしましたが、ここでは、昨日観てきたオープン直前の状況を、もう一回だけお伝えします。
今回は、大通会場西3丁目と西9丁目の市民の広場に展示されている市民雪像と、4年ぶりに行われる西11丁目での国際雪像コンクール参加チームの準備状況です。
ただ、オープン前のため、市民雪像については、柵の外側から見られる雪像のうち、当編集部が気になったものに絞り4点だけの紹介になります。
市民雪像については、「人気投票」が行われますが、当編集部がここで取り上げたものをおススメするわけではありませんので、誤解なきようお願いします。
柵の内側に入ることができれば、もっといろいろな市民雪像がありましたので、「人気投票」に参加される方は、あくまでもご自身の判断で投票してください。
では写真❶ から紹介していきます。これは西3丁目に展示されていた雪像で、テーマは「非行(飛行)しないペンギン ホゴちゃんとBBS会イルカ姉さん」と書かれていました。
説明書きには、「【71周年】私達は、生きづらさを抱える子どもや若者に同じ目の高さで寄り添います。」とありました。
初めは、雪像だけを見て、その表情の暖かさを感じ、テーマや説明文に目を移しました。「なるほど、言わんとしていることが雪像に表現されているな~」と思いました。
3丁目を一周して、なんとなくこの雪像が気になり、もう一度観ました。確かに、目の高さは同じになっています。「BBS会って何だろう?」と思い、事務所に帰って調べてみました。
すると、法務省のサイトで、「BBS会(Big Brothers and Sisters Movement)とは、非行少年等さまざまな立場の少年に「兄」や「姉」のような立場で接し、一緒に悩み、一緒に学び、一緒に楽しむことを通じて、少年の立ち直りや自立を支援するとともに、非行防止活動を行う青年ボランティア団体です。」とありました。
その活動内容はもちろん貴重だと思います。ただ、そうだからというのではなく、純粋に雪像の表情がテーマを表していると感じたのが、この雪像を選んだきっかけでした。
写真➋も 、西3丁目の市民の広場にあった雪像です。この雪像は一目見て、その顔に引き付けられました。なんというか・・・不気味さがありますね。抱えられている子ども(赤ちゃん?)らしき人が食べられようとしているようにも見えます。
テーマを見ると、「宇宙人と仲間たち」となっています。「えっ、仲間なのに食べるの?」と思い、説明文を見ました。そこには、「破壊か誕生か。先入観なくあなたはどう見るか。応援団・応援吹奏団より」とありました。「う~む。既に先入観で疑問を抱いてしまったな。」と思いました。
そしてこの「応援団・応援吹奏団」って何を?、誰を?応援する存在なんでしょうね?
そうしたことも含めて、「先入観なくあなたはどう見るか。」ということなのでしょう。まんまとハマってしまったような気がします。
それにしても、「宇宙人」をテーマに持ってくるあたり、そんな時代なのかなとも感じました。
写真❸は 、西9丁目のほうの「市民の広場」にあった雪像です。そのふくよかな形状から、なんとなく暖かさや安心感が感じられました。それほど凝ったつくりではないのですが、しかし決して雑ではありません。丁寧に作られています。
公開前のため、正面や左側に回り込んで見ることができなかったので断言はできませんが、雪像の目は左右で異なっているように見えます。
テーマは「すみっコぐらし」、説明文には「ハンデ持ちのメンバーが役割分担して製作!基本ネガティブだけど味わいあるよ!」と書かれています。
左右の目に違いがあるのは、「役割分担して作ったからなの?」と思ったりしました。また、「基本ネガティブだけど」とありますが、ハンデ持ちということと関係しているのかなとも感じました。
しかし、最後の「味わいあるよ!」に救われた思いがしました。「強い」じゃないですか。
「ネガティブだけど」というのは何を指しているのかハッキリしませんが、ハンデ持ちということとの関わりというよりも、「味わいあるよ」につながるほうが本意だとすれば、形状のことを述べている可能性もありそうです。
そうであれば、形状としてネガティブというのは少し独特なので、「シンプル(な形状)だけど」と言ったほうがマッチしているのかもしれないと思います。
先ほど「強い」と述べましたが、「ハンデ持ち」とか「ネガティブ」と言いながらも、「味わいあるよ!」と切り返しているからです。
「すみっコぐらし」に見えるかもしれないけど、「クヨクヨなんかしてないゼ!」と言っているような気がする雪像でした。
写真❹ の雪像も、西9丁目「市民の広場」に展示されていました。一目見て、「力強い手(指?)だな。テーマは、「みんなで平和にハートポーズ」か。フムフム。」とわかったように頷き、その場を立ち去ろうとしたのですが、すぐ引き返しました。
何か、ほかの雪像との違いを感じたからです。よく観ると、丸めた指の間がかなりの大きさでトンネル状になっています。雪像というよりも、公園などにあるモニュメントとか遊具のような構造です。
説明文を見ると「雪まつり史上初!参加型雪像!・・・写真を撮ろう!」と書かれています。
写真を撮ろうの前の(・・・)の部分が柵に隠れて見えませんが、雪像と結構離れていて多少角度を変えても無理でした。「みんな揃って」とかなんとか書かれているのかもしれませんね。(後で確認してこようと思います)
話を戻しますが、「雪まつり史上初!参加型雪像!」というのは、「確かに、そうかも。」と思いました。
大雪像や中雪像なら、このような構造のものがあったかもしれませんが、市民がつくる小雪像の場合は、なかなかこのような発想にはなりにくいと思います。まさに「雪まつり史上初!」のような気がします。
写真❺は 、大通会場西11丁目の「国際広場」のものです。国際雪像コンクール参加作品を作っているタイチームの現場でした。
コンクールの雪像は、昨日(3日)から6日までが制作期間なので、まだ作り始めたばかりでした。
「なるほど。」と思ったのは、使用していた道具についてです。写真では分かりにくいかもしれませんが、ピアノ線のようなものにところどころギザギザの刃がついており、それを、タテ・ヨコ・高さ各3mの雪の塊の両サイドにいるチームメンバー同士が交互に引き合っていました。
そうすることで、雪の塊を比較的大きなブロックごとバッサリとカットできるのです。スコップでガツガツと彫ろうとすると時間がかかりますし、ちょっと間違うと、必要以上に削ったり、ひび割れを生じさせてしまう恐れがあります。
写真⑤で、雪の塊の手前角の上部は、この道具で三角形状にカットした結果だと思います。
雪は降らないはずのタイの人なのに、よくこんな方法を知っているな、と感心しました。
しかし、それもそのはずなのです。実はタイチームは、2008年の第35回国際雪像コンクールで優勝して以来、前回の2020年まで13回あったうちの実に8回も優勝しているのです。
前回2020年優勝、その前の2019年、2018年、2015年、2013年・・・といった具合に、近年では常勝チームになっています。
そんなタイチームの今年の雪像のタイトルは、「The NAGA Fireballs/ナーガの火の玉」だそうです。
<以下、さっぽろ雪まつり公式サイトより引用>
ナーガの火の玉現象とは、メコン川から数百の火の玉が空に舞い上がり、やがて消えるという宗教的信仰に基づいた自然現象です。地元では、水と豊かさを司る神聖な蛇であるナーガが、仏陀への供物として火の玉を放つと信じられています。
<引用おわり>
本日(4日)の雪まつりオープンと同時に、コンクールの雪像制作の様子も見ることができますので、あなたも観覧してみてはいかがでしょうか。
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