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中央区長にお話を伺ってきました!

まいぷれ札幌市中央区編集部

久道義明 中央区長 (撮影:編集部)「中央区長にお話を伺ってきました!」

久道義明 中央区長 (撮影:編集部)

まいぷれ札幌市中央区編集部です。
新年早々、1月7日に編集部ニュースでも取り上げておりましたが、中央区役所は建て替えられ新しくなりました。
区役所のほかに保健センターと区民センターが入る素晴らしい複合庁舎として、2月25日より稼働されています。

半年ほど経ち、新たな中央区長(久道義明(ひさみちよしあき)氏)にインタビューの機会を得ましたので、ご覧ください。
上部の写真は、中央区のマスコットキャラクター「中ウォークん」とともに、区長室での久道区長です。
(取材日:2025年8月26日(火))

編集部:本日はお忙しいなか、お時間をいただきありがとうございます。そろそろ落ち着かれた頃かと思い、お話を伺いに参りました。
久道区長:はい、よろしくお願いします。

編集部:新庁舎は、外壁が少し斜めにデザインされていて斬新な建物ですね。
久道区長:ありがとうございます。これは「下見板張り」といって、時計台の外壁にも使われている様式をモチーフにしています。たくさんの方に親しみを持っていただけたらと思っています。

編集部:なるほど。このような新庁舎の初代区長として、さぞかし張り切っておられるのではないでしょうか。
久道区長:あぁそれは・・・間違えられやすいのですが、私は4月に着任しましたので、前任の中川区長が新庁舎の初代区長ということになります。

編集部:あっ、そうですね。新庁舎オープンは2月でした。
ところで久道様という苗字は、北海道では珍しいと思うのですが。
久道区長:はい、宮城県に多い苗字だと聞いています。また、苗字ではなく、下の名と間違われることもあります。(笑)

編集部:確かに・・・そのようなニュアンスはありますね。
さて、現在は中央区長をしておられますが、前職について教えてください。
久道区長:前職は、札幌市役所総務局国際部で部長をしていました。大きく分けると「国際交流」と「多文化共生」の2つの業務を行っていました。

編集部:国際交流ですか。具体的にはどのようなことがありますか。
久道区長:たとえば、札幌市は海外に5つの姉妹都市がありますが、そうした都市との交流もそのひとつです。

編集部:姉妹都市ですか。すぐに思い浮かぶのはミュンヘン、あと中国の深圳・・・?
久道区長:瀋陽ですね。(笑)あとはアメリカのポートランド、ロシアのノボシビルスク、それに韓国の大田広域市になります。

編集部:(中国について)間違えました。姉妹都市については、普段あまり意識しておりませんでした。
久道区長:各国から来ている国際交流員が小学校で自国の文化や習慣をお伝えするなど姉妹都市を身近に感じていただけるよう、たくさんの情報を発信しています。市民が、海外に目を向けるきっかけになってもらえたらと思っています。
ほかにも、雪まつり等で札幌を訪問いただいた外国公館の大使等への対応や冬の都市市長会議といった国際会議の開催なども行っています。

多文化共生については、近年増えている海外にルーツを持つ外国人市民が、札幌での生活に困ることがないよう支援を行うものです。
言葉の問題などもありますが、お互いにできるだけコミュニケーションをとることが大切であり、漠然とした「〇〇国の人」から具体的に顔が思い浮かぶ「〇〇さん」となっていったら良いなと思っています。

編集部:そうですね。では、前職も含め、これまでに携わられたお仕事のなかで、とくに印象深かったことがあればお聞かせください。
久道区長:大きな思い出となった仕事としては、札幌市立大学の設立準備に携わったことです。
開学時期が決められているなか、限られた期間でカリキュラムの検討や文部科学省などと調整を進め、開学に間に合わせることができました。
学部はデザイン学部と看護学部の2つですが、平成18年の入学式では、直前まで段ボールの山だったにもかかわらず、準備のバタバタを新入生に見せることなく迎え入れることができたと思っています。

編集部:デザイン学部と看護学部では、あまり関連性が感じられずユニークな大学という印象を受けるのですが。
久道区長:そんなことはありません。看護とデザインの分野は関連性がないように見えるかもしれませんが、どちらも人や地域とかかわる分野であり、それぞれの高い専門性から課題解決に取り組むという点では共通するものがあると考えています。
また、それぞれの学部は高等専門学校と高等看護学院を前身としているため、キャンパスは二つに分かれています。

編集部:なるほど。少し理解が深まりました。それでデザイン学部は芸術の森に、また看護学部は桑園にあるのですね。
久道区長:芸術というと自己表現として奇抜な作品を作るイメージがあるかもしれませんが、デザインは課題を探求し、それを解決しようとするところに違いがあると思っています。
デザイン学部と看護学部の学生が一緒に課題解決に取り組む学部連携演習という機会もありますので、両学部の学生に良い化学変化がおきていると聞いています。

編集部:芸術家ときくと、私が思い出すのは昔の話で恐縮ですが、「芸術は爆発だ!」の岡本太郎氏ですね。(笑)
卒業生のなかには、札幌市の職員になられている方もいるのでしょうか。
久道区長:看護学部の卒業生は、市立札幌病院に勤務している人もいると思います。
デザイン学部の卒業生も、市の職員になっている人がおります。そうした卒業生の姿を見られるのはうれしいですね。

編集部:あぁ、そうでした。市立病院がありますね。看護学部はすぐそばですものね。
逆に、残念だった出来事なども、差し支えなければお聞かせください。
久道区長:それは、「札幌国際芸術祭(SIAF、サイアフ)」ですね。3年に一度、札幌で世界の最新アート作品に出合える特別なアートイベントです。

編集部:あまりよく(私は)知らないのですが、いつごろから行われていますか。
久道区長:最初は2014年で、2017年に2回目を開催しました。次の2020年を目指して私も事務局長として準備を進めていました。
初の冬季開催を目指し、1年前の冬には世界各国からアーティストに来札いただき、冬の札幌をよく観察した上で作品づくりに取り組んでもらっていました。
ところが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止せざるを得ませんでした。

編集部:なるほど。コロナ禍の際は、さっぽろ雪まつりもYOSAKOIソーラン祭りも、できませんでしたからね。
久道区長:えぇ、みんなで力を合わせて準備を進めてきたので、とても残念でした。しかし少しでもできることはないかと「SIAF2020特別編」として、オンラインプログラムでの発信や一部の展示は実施しました。
そして昨年(2024年)、初の冬季開催となるSIAF2024が実施され、今度は一観客として作品を見ましたが、とても素晴らしいものになっていました。

編集部:それはほんとうに残念でしたね。さて、色々と携わられてきたお仕事に関するお話を伺ってきましたが、少しだけプライベートなことも質問させてください。
ありきたりではありますが、お好きな食べ物は何でしょう?
久道区長:はい!それは「炭水化物」です。(笑) ご飯もパンも大好きです。

編集部:そーですか。私も食べることは大好きです!(笑) アルコールのほうはいかがですか。 
久道区長:お酒も好きですが、残念ながらあまり強くはないです。

編集部:そうですか。私も同じです。(話を合わせたわけではありません。念のため)(笑)
ところで、趣味についても教えてください。
久道区長:走ることが好きで、時々マラソン大会にも参加しています。

編集部:えっ、もしかしてフルマラソンですか?
久道区長:はい。今度(8月31日)の「北海道マラソン」にも出場します。

編集部:うわぁ、それはすごい! 40㎞以上も走るなんて、私なんかとても無理です。食べることと飲むことまでは同じでしたのに・・・ここへきて全く違ってしまいました。(笑)
走るきっかけになったことなどは、あったんですか。
久道区長:50歳頃の健康診断で再検査の判定を受け、医師からもっと運動をした方がいいと言われたのがきっかけです。

編集部:(マラソンのための)トレーニングはどうされているんですか。
久道区長:10月5日の札幌マラソンにも出る予定ですが、走ることを楽しんでいるだけなので、マラソン大会のためにとくにトレーニングをしているわけではありません。

編集部:そうですか。最後になりますが、今後に向けての抱負などをお聞かせください。
久道区長:区役所には、さまざまな手続きのために来られることが多いと思うのですが、できるだけ気持ちのよい対応を心掛けていきたいと考えております。
とくに3月~4月は混雑する時期であり、少しでも混雑が緩和できないか取り組みを進めています。また、地域にお住まいの方から生活する上でお困りのことがないかよくお話を聞いて、より良いものに改善していきたいと思っています。

編集部:公私にわたる様々なお話を伺うことができました。本日はたいへんありがとうございました。

インタビュー後記
終始にこやかにお話いただけた。札幌市立大学の設立準備室に携わった際のエピソードとして、最初の入学式では、準備の後片付けが完了し余裕をもって新入生をお迎えできたことになっているが、実際は陰で涙ぐましい努力がなされていたらしい。
公務員としてのプロ意識が垣間見えた瞬間であった。
あとから確認した同校の公式Webサイトには、「本学は、“人間重視”と“地域貢献”の2つを教育理念とし、デザインと看護が連携しながら、これからの生活・健康・福祉がどうあるべきかを学びます。」とあった。
久道区長が、同校の設立準備室時代に手掛けられた精神が、活かされているのだと感じた。
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基本情報

名称まいぷれ札幌市中央区編集部
フリガナマイプレサッポロシチュウオウクヘンシュウブ
住所060-0063 札幌市中央区南3条西9-998-3 Apa Towers札幌大通公園1018号
アクセス札幌市営地下鉄東西線西11丁目駅3番出口より徒歩11分
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