いよいよ6月7日（水）より、第32回YOSAKOIソーラン祭りが始まります。
　・手に鳴子を持って踊ること
　・曲に「ソーラン節」のフレーズを入れること
この二つが守られていれば、踊りも曲もすべて自由なこのお祭りは、基本的に誰でも参加できる開かれたイベントといえます。

第32回の今年は、「地域とともに歩む祭りへ」と新たなステージに進もうとしています。
具体的な取組みとして、「YOSAKOIソーラン大賞」の選出にあたり今回から「地域貢献点」を新設し、審査がなされます。

これについては、前回の当編集部ニュース（組織委員会へのインタビュー）でも触れましたが、詳しくは同祭りの公式サイト等でご確認ください。
では今年のお祭りの特徴などを簡単にご紹介していきます。

１．参加チーム
　全部で約240チームの参加が予定されています。なお、最終的な参加チーム数は、祭り終了後に発表されます。

参加予定チームの内訳としては、札幌市内＝57チーム、北海道内＝57チーム、北海道外＝63チーム、海外＝２チーム（韓国・香港）、その他＝約60チームとなっています。

　これらのうち初参加のチームが道内で17チーム、道外からは9チームあります。道外からの初参加チームは、すでに各地で活動されているチームがほとんどですが、道内の初参加チームは、昨年から今年にかけて結成された新しいチームとのことです。

●札幌市の初参加チーム（12）
　子めで隊（こめでたい）、幸輝（さいき）、札幌YOSAKOI“錦”（さっぽろよさこいにしき）、巡藍（じゅんらん）、新華☆厚別信濃（しんかあつべつしなの）、澄海（すかい）、ど感動（どかんどう）、にじのいろソーランキッズ隊（にじのいろそーらんきっずたい）、虹蛍（にじほたる）、BASARA（ばさら）、華鼓節（はなこぶし）、律（りつ）

●道内の初参加チーム（5）
　蝦夷YOSAKOI連「倭屋」（えぞよさこいれんわや）＝網走市、誇蝶嵐（こちょうらん）＝旭川市、かみかわKID’S（かみかわきっず）＝旭川市、北海道医療大学～桜雅～（ほっかいどういりょうだいがくおうが）＝当別町、遖（あっぱれ）＝胆振管内

２．ソーランナイトと３つのパレード、演舞会
　初日（６/7）から二日目（6/8）の演舞は、18時～21時半まで大通公園西8丁目会場で、札幌市内チームによる踊りとなっています。三日目以降は次のとおりです。

●ソーランナイト（6/9、18:00～21:30）
　これは、前年度の受賞チームが大通公園西8丁目会場に集結し、演舞を披露するものです。

●パレード（6/10・6/11、時間帯はスケジュール表参照）
　過去の大賞受賞チームや全国の祭りで活躍するチームなどが、土曜日（6/10）に大通南北パレード会場で演舞を披露するサタデーナイトパレード。

そして日曜日（6/11）には、ファイナル進出11チームが大通パレード会場北コースでパレード審査を受けるファイナルパレードがあり、さらに同日、大通パレード会場南コースでも、セミファイナル審査進出チームを中心にカーニバルパレードが行われます。

●一次審査員賞演舞会（6/11、17:00~18:00）
　これは、惜しくもファイナル・セミファイナル進出を逃したブロック3位チームが集まる演舞会で、ＪＲ札幌駅南口広場会場で行われます。

３．映像参加企画（大通公園西10丁目会場での時間帯はスケジュール表参照）
　映像参加企画は、札幌まで足を運ばなくても参加できる企画として、昨年（第31回）に新設されたものです。
祭り期間中、公式YouTubeチャンネルで配信するほか、今年は大通公園西10丁目会場でも大型ビジョンで生配信します。

４．審査について
●本祭審査
　今年の「YOSAKOIソーラン大賞」を決定する審査ですが、１次審査は6月10日の10:30より大通パレード会場で行われます。
また、セミファイナル（ファイナルステージ第１部）は6月11日の15:00から、ファイナル（ファイナルステージ第2部）審査は18:30からいずれも大通公園西8丁目会場にて行われます。

●U-40大会
　少人数でも魅力的なチームにスポットを当てようと2014年にスタートした審査で、40人未満のチームを対象にしています。１次審査は6月10日の10:30から一番街会場にて行われ、2次審査は6月11日15:00からＪＲ札幌駅南口広場会場で予定されています。

●ジュニア大会
　中学生以下のジュニアチームを対象とした大会です。1次審査は6月11日の10:30から一番街会場で行われ、ジュニアファイナルは同日15:00から「ファイナルステージ第1部」として大通公園西8丁目会場で行われます。

５．その他企画
●北のふーどパーク
　北海道内・外の自慢の味が一堂に会するグルメイベントです。祭り期間中5日間にわたり、午前から夜間まで大通公園西5・6丁目会場で開催されます。

西5丁目会場は、ワンハンドで食べ歩きのできるファストフードやソフトクリーム・スイーツなどが楽しめる「食べ歩きグルメコート」となっています。

また西6丁目会場では、全国各地のご当地グルメ、地域自慢のグルメが一堂に会した「全国・市町村うまいもん食堂」が催されます。

●NIPPON no MATSURI STREET
　「人と地域に感動と元気」をテーマに、全国各地でよさこい祭りを実施する県や都市がたくさんあります。それらとのコラボレーションで、各地のよさこい祭りや観光のＰＲ、そして物産の販売を行います。

こちらも祭り期間中5日間にわたり、午前から夕方まで札幌駅前通りの地下歩行空間で開催されます。

６．観覧方法（有料・無料）と資料ダウンロード
　以上をまとめたスケジュール表や会場図は、以下でダウンロードできます。

なお、観覧に当たって有料となっているのは、大通公園西8丁目会場の【特別観覧席】と大通南北パレード会場の【西５・６丁目桟敷席】で、大通公園西8丁目会場の【アリーナ席】については、「ソーランナイト（前半・後半）」と「ファイナルステージ（第1部・第2部）のみ有料です。（ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケットにて販売中）。

ほかは無料で観覧できます。詳しくは公式サイト等をご覧ください。
また、公式ガイドブックは、冊子とKindle（電子書籍）版があり、6月1日より書店やコンビニ等で発売予定です。

★第32回YOSAKOIソーラン祭り、スケジュール表.pdf（350.5KByte）

会場図（大通会場版）.pdf（144.5KByte）

会場図（札幌市中心部版）.pdf（43.2KByte）

会場図（札幌全域版）.pdf（40.3KByte）

第32回YOSAKOIソーラン祭り　公式サイト