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「つながいずむ」って何だ? 一般社団法人ユアセルの高橋代表理事にお話を伺いました

まいぷれ札幌市中央区編集部

❶「つながいずむ」のご案内「「つながいずむ」って何だ? 一般社団法人ユアセルの高橋代表理事にお話を伺いました」

❶「つながいずむ」のご案内

➋続「つながいずむ」のご案内「「つながいずむ」って何だ? 一般社団法人ユアセルの高橋代表理事にお話を伺いました」

➋続「つながいずむ」のご案内

❸学習スペース「つながいずむ」(許可を得て掲載)「「つながいずむ」って何だ? 一般社団法人ユアセルの高橋代表理事にお話を伺いました」

❸学習スペース「つながいずむ」(許可を得て掲載)

❹楽しく勉強してね。駄菓子もあるよ(代表の高橋さん「「つながいずむ」って何だ? 一般社団法人ユアセルの高橋代表理事にお話を伺いました」

❹楽しく勉強してね。駄菓子もあるよ(代表の高橋さん

❺「一般社団法人ユアセル」の活動内容「「つながいずむ」って何だ? 一般社団法人ユアセルの高橋代表理事にお話を伺いました」

❺「一般社団法人ユアセル」の活動内容

まいぷれ札幌市中央区編集部です。

今月の初めころ、あるイベント情報が寄せられました。イベントタイトルは「つながいずむ」。
聞いたことのない言葉だが、これって一体何?と思いました。

読者の皆様のなかには、このイベント情報をご覧になった方もおられると思います。(開催日が過ぎましたので、今は見ることができませんが。)

案内には、「円山で学生が運営しているフリースペース「つながいずむ」です!勉強すのもよし、遊ぶのもよし。高校生と大学生のボランティアが学びを助けます。」と、ありました。

色々と調べてみたところ、どうやら「一般社団法人ユアセル」という団体が実施しているらしいことが分かり、早速、取材を申し込みました。

代表理事の高橋智美氏に伺ったお話をご紹介します。 (取材日:2024年7月22日)

編集部:変わったタイトルのイベントだったため、興味を持ちました。
高橋氏:お越しいただき、ありがとうございます。

編集部:案内には「学生が運営しているフリースペース「つながいずむ」とありましたが。
高橋氏:はい。企画したのは私どもですが、運営は高校生や大学生のボランティアの皆さんにお任せしています。

編集部:この場所は、「Takubiのお店」というカフェ(北1条西24丁目)の2階ですが、いつから始められたのですか。
高橋氏:ここはレンタルスペースになっています。今年の4月からここを借りて「つながいずむ」を始めました。

編集部:そもそも「つながいずむ」とはどのような意味ですか?
高橋氏:「つながる」と「イズム」からなる造語です。今、働きにくさや生きにくさを感じている人が多い。それは勉強においても同様です。なので、地域のつながりを増やしたい。つながりが学びを広げると考えています。
「つながいずむ」は、子ども達の学びたい気持ちを引き出し、応援する居場所&交流スペース(写真❶➋)なのです。

編集部:高橋さんは作業療法士とのことですが、どのようなきっかけでこの活動を始められたのですか。
高橋氏:作業療法士として病院で勤務し、高齢者のリハビリに携わってきました。しかし高齢者には、介護保険ではカバーされないお困りごとも多くあり、その支援を始めたのが最初です。

編集部:それはいつからですか。今は一般社団法人を設立されていますね。
高橋氏:2022年6月に活動を始め、今年(2024年)5月に一般社団法人ユアセルとなりました。

編集部:一人では一般社団法人はできませんし、短期間に協力者を得るなど、とてもスピーディに展開されていますが、その秘訣はどこにあるのでしょうか。予備知識がないとなかなかそのような展開はできないようにも思うのですが。
高橋氏:栃木県大田原市の「一般社団法人えんがお」さんを参考にさせていただきました。順調そうに見えても、うまく行かないことだらけなんです。場所の確保もそうです。ここはオーナーのご好意で場を提供してもらえましたが。

編集部:高齢者との関わりから始まり、今は若者の学習サポートや居場所づくりとして「つながいずむ」(写真❸)にも取り組まれているわけですが、これにも理由があるのでしょうか。
高橋氏:はい。栃木の「えんがお」さんも仰っていますが、高齢者が孤立してしまう現状を知り、若者が未来に希望を持てなくなっています。「孤立」は、すべての世代にとっての課題なんです。だから、年代を問わずすべての人々がつながりを感じ、支え合っていける社会をつくりたい。

編集部:なるほど、よくわかりました。小中学生にとっては、学校の宿題などでちょっと難しいことも、高校生や大学生など年齢の近い先輩が一緒に考えてくれるのは気軽に参加しやすいかもしれませんね。しかし、それでも続かない子が出たりはしませんか。
高橋氏:勉強だけではないんです。ゲームを楽しむこともできますし、駄菓子なども少し用意してあります(写真❹)。とにかく「つながっている」ことが大事なので、色々工夫しています。

編集部:では、一般社団法人ユアセルについても、少し教えてください。この名称もちょっと変わっていますが、どのような意味があるのでしょうか。
高橋氏:これは「be yourself」に由来しています。「自分らしく」ということですが、何歳になっても自分らしく生きられる社会、場づくりを目指そうと名付けました。

編集部:取り組まれている内容としては、「つながいずむ」のほかにどのようなものがありますか。
高橋氏:そうですね。まずは当初からの取組みである「生活支援事業」があります。介護保険の対象外の「電球の交換」や「庭の手入れ」、「雪かき」など、生活の困りごとサポートです。
それから「地域活性化事業」として料理教室等のイベント開催や若者が先生となって行うスマホ教室など多世代交流を意識した取組みですね(写真❺)。

編集部:けっこう幅広く活動されていますね。そうした中でも難しさを感じておられることはないですか。
高橋氏:それはフリースクールですね。「しるべーす円山基地」と呼んでいるのですが、「つながいずむ」と同じ場所でやっています。難しいのは、フリースクールに来てもらいたい方がどこに居るのか、誰に向かってPRすればよいのかわからないことです。不登校児の親御さんは、言い出しにくいことでもありますし。

編集部:確かに。だからと言って、不登校の子を知っている学校の先生にPRするわけにもいきませんしね。
高橋氏:そうなんです。なので、とにかく私たちがここでフリースクールもやっているということを、少しでも多くの人に知ってもらえたらと思います。

編集部:最後にお尋ねします。ユアセルとして将来の目標は色々あると思いますが、ひとつ挙げるとすればどんなことがありますか。
高橋氏:そうですね。若者の働ける場をしっかり作りたい。5年後には新卒を採用することが目標です。

編集部:それは素晴らしい!益々のご活躍を祈念いたしております。本日は、長時間にわたり、ありがとうございました。

<インタビュー後記>
お話を伺った高橋智美さんの眼は、キラキラと輝いていた。今の若者には、ボランティアは無償でいいという人も多いとか。成長したい。誰かのために役立ちたいという思いが強いようだ。そうした人が増えてきているらしい。
実際、この日に途中から学生ボランティアとして駆け付けた「みなみ」さんにもお話を聴いたが、以前に、子供食堂に学生集めて派遣するような活動に関わっていて高橋さんと出会い、「学生支援やってみない?」と声をかけられ、ここにも来るようになったという。
なんと、北広島市から通われていた。「やっていて楽しい。大学では心理学を学んでいるが、カウンセラーになれたらいいと思う」と言われていた。
高橋さんも、ご自分がやられていることに手ごたえを感じているのだと思う。
こうした若者が結構いる。そんな時代なのだろうと感じた。
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名称まいぷれ札幌市中央区編集部
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