まいぷれ札幌市中央区編集部です。
このところ、火事のニュースが多いですね。
札幌市消防局の『2025消防年報』によれば、昨年(令和6年)中の札幌市内の火災件数は420件で、前年と比較し35件(9.1%)増加し、1日当たり1.2件の発生とのことでした。
火災種別では、建物火災が308件(全火災件数の73.3%)で、前年と比較して9件(20%)の増加でした。
また、月別発生件数は、2月及び4月の43件が最も多く、区別発生件数は、残念ながら中央区の77件が最多とのことです。
さて、こうした火災の消火に当たられているのが消防ですが、来年の札幌市消防出初式が1月6日に行われます。(写真❶参照)
<以下、札幌市消防局の公式サイトより引用>
■日 時: 令和8年1月6日(火)10:30~12:15(開場9:45)
■場 所: カナモトホール(札幌市中央区北1条西1丁目)
■次 第
【第1部】(10:30~)
(1)開式
(2)部隊敬礼(札幌市長に対して部隊が敬礼を行います。)
(3)人員報告(消防職員、消防団員の代表が人員報告を行います。)
(4)市長式辞
(5)来賓挨拶
(6)メッセージ披露
(7)来賓紹介
(8)部隊観閲(市長、消防局長、札幌市10消防団連合協議会会長が部隊観閲を行います。)
(9)年頭決意表明(消防局長、札幌市10消防団連合協議会会長が年頭決意を述べます。)
(10)閉式
【第2部】(11:15~)
(1)開演
(2)消防音楽隊ミニコンサート(消防音楽隊が演奏を行います。)
(3)年頭演技(木遣り唄、纏振り及び梯子乗りを披露します。)
(4)閉式
※時間は前後する場合があります。
■防火・防災普及啓発活動
9:45から12:15までの間、屋内・屋外において、防火・防災普及啓発活動を実施します。
【屋内】
・火災予防物品や防災用品の展示
・消防団の活動紹介
・リスキューとの記念撮影
・ミニ防火衣着装体験ほか
【屋外】
消防車両(指揮車、水槽車、救助車、はしご車、消防団車両)の展示
<引用おわり>
ぜひ、出初式にて、火災から市民を守っておられる消防関係者の皆様の雄姿をご覧ください。
●出初式等の歴史と消防団
東京消防庁の公式サイトによれば、消防出初式の起源は、遠く万治2(1659)年に遡るとのことです。
明暦3(1657)年の大火を契機として、万治2(1659)年1月4日、時の老中稲葉伊予守正則が、定火消総勢4隊を率いて、上野東照宮前で出初を行って気勢をあげたことが、当時焦土の中にあって苦しい復興作業にややもすれば絶望しかねない状態であった江戸市民に、大きな希望と信頼を与えました。
一方、札幌市消防の始まりは、明治5年(1872年)、開拓使判官岩倉通俊による御用火事の延焼防止のために組織した“中川組”とのことです。(『2025消防年報』)
そして、最初の出初式が明治7年(1874年)に本庁前で行われ、はしご乗り(登梯式)が披露されました。
昭和11年(1936年)には、全市に消火栓の通水がなされました。
また、昭和22年(1947年)に消防団令が公布施行され、それまであった札幌市警防団が札幌消防団に改組され、今日に至っております。
消防団は、消防署とともに行政区域を単位として設置されているもので、札幌市には現在10の消防団があります。
消防団員は非常勤の地方公務員として、火災をはじめ、風水害など自然災害の有事における災害防除、さらには防火思想の普及を図るために火災予防運動など各種の活動を行っています。
この消防団ですが、中央区では定員274名に対し196名と、70%しか充足しておらず、全区の中では2番目に充足率が低いようです。
札幌市消防局では、消防団員の募集も行っているようですので写真➋❸でご確認ください。
●緊急通報に関する余談
火事の際に119番通報することは、皆さんご存知の通りです。
ところで、119番に電話すると、「火事ですか、救急ですか?」と訊かれます。
ここで取り上げるのは、「救急」のほうなのですが、119番で救急車が必要かどうか判断に迷った際に、相談ができる
「救急安心センター」というのがあります。
この場合の
短縮ダイヤルが
#7119なのですが、携帯電話の一部やIP電話では
発信できない場合があります。
そのような場合、札幌市においては、011-272-7119番で「救急安心センター」に相談できることを知っておかれるとよいでしょう。
令和8年札幌市消防出初式についてはコチラ